阪神紅白戦で“足攻” 近本&熊谷の俊足コンビが体現

3回、安打で出塁した近本は二盗を決める(撮影・田中太一)
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 「阪神紅白戦、白組2-0紅組」(16日、安芸市営球場)

 秋季キャンプで初めて紅白戦が行われ、白組が“足攻”で先制した。

 三回1死。1番・熊谷が紅組の2番手・馬場から四球を選ぶと、2番・近本の初球に二盗を決めた。

 近本は2球目に投手と一塁手の間にプッシュバント。二塁手に捕球させる技ありのセーフティバントを決めて、内野安打として1死一、三塁とした。

 さらに一走・近本は、3番・高山の初球にスタート。捕手の二塁送球と同時に三走・熊谷もスタート切る重盗で先制点を奪った。

 1年目から36盗塁で盗塁王となった近本と、今季2軍で17盗塁を決めた熊谷の俊足コンビが、矢野監督の目指す野球を体現した。

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