江越、熊谷、木浪 バントミスミス…矢野監督思わず“説教”
「阪神秋季キャンプ」(7日、安芸)
思わず声を掛けた。この日のケース打撃ではバントの失敗が目立ち、終了後には阪神の矢野燿大監督(50)が江越、熊谷、木浪の3人を呼んで、軽く“説教”するシーンがあった。「あいつらにも言ったんだけど、そういうところで自分の可能性を広げるようなことをしていかないと。やっぱりこっちも判断せざるを得ない」と指揮官は説明する。
実際の試合になれば、ここぞの場面ではバントをきっちり決めることができる選手を代打で送るシーンも出てくる。それだけに「逆にうまくなれば、自分のチャンスがどんどん広がることになる」と3人に話したという。
「打つ、守るだけでなく、小技もしっかりしろという話でした。今度はちゃんとやります!」と反省したのは、無死一塁でバントが捕ゴロになり、一走が二塁封殺になってしまった木浪。「ミスの中からしか成長できないと思うんで。そういう意識を高めてくれれば」と矢野監督はきょうの失敗から学んでほしいと力説していた。