梅野 2年連続ゴールデングラブ賞 球団では田淵以来の快挙
ゴールデングラブ賞の受賞者が発表され、阪神・梅野隆太郎捕手(28)が2年連続2度目で受賞することが決まった。阪神の捕手が2年連続受賞するのは73、74年の田淵幸一以来45年ぶり2人目の快挙となった。
6年目の今季は129試合に出場。守備率・9553はリーグ4位だったが、ワンバウンドを後ろにそらさないブロック技術で投手陣を支えた。補殺は123を記録し、1954年・土井垣武(東映)の119を抜いて、65年ぶりにプロ野球記録を更新した。
さらに「梅ちゃんバズーカ」と称される強肩と、正確な送球でリーグ盗塁阻止率・370も記録。盗塁阻止率3割超えは3年連続だった。
この日からは高知・安芸市でスタートした秋季キャンプに参加。広報を通して「昨季初めてこの賞をいただいて、賞の名に恥じない選手であり続けなければいけないと、自分にプレッシャーをかけてレベルアップに励んできたので、続けて獲ることができたことに意味があると思いますし、非常に光栄に思います。試合に使い続けてくださった矢野監督はじめ、コーチ、チームメイト、裏方さんや、いつも声援をくださるファンの方々に本当に感謝しています。そして何より、西さんとバッテリーそろって受賞できたことは価値があることですし、昨季とはまた違った喜びを感じます。賞の名に恥じぬよう、守備でチームを助けることができるようにこれからも頑張ります」とコメントした。