ソフトバンクから移籍の中田が阪神入団会見「しっかりしたプレー届けたい」

 阪神は29日、兵庫・西宮市にある球団事務所で、ソフトバンクから無償トレードで加入した中田賢一投手(37)の入団会見を開いた。チームとして今オフの補強第1弾。背番号は中日時代と同じ「20」に決まった。

 黒色のスーツ姿で登場した中田は、「今年、ソフトバンクで1年やっていたんですが、なかなか1軍で力になれなかった。こういう形で阪神に獲っていただいたので、しっかりしたプレーを届けたいと思います」と第一声。中日、ソフトバンクに次ぐ3球団目の新天地で、再び花を咲かせる覚悟を語った。

 「まだ現役を続けたい。まだ投げたい、投げられると思っていました。今年でプロ15年。来季もルーキーのように、ハツラツした気持ちでマウンドに上がりたいと思います」

 2004年度ドラフト2巡目で中日に入団。2013年オフにFA宣言した時には、熱烈ラブコールを送ったが獲得に失敗。“7年越しの恋人”は2005年、プロ初勝利を挙げるなど阪神戦8勝2敗の“虎キラー”でもあった。現在、通算100勝。今季の1軍登板は1試合のみだが、ファームのウエスタン・リーグでは防御率、勝率の2冠を獲得している。

 矢野監督もローテ入りを期待する。「今年も2軍でタイトルを取るところまでいった。年齢的な部分もあるけど、1年間戦う中では、先発としてまだまだできる」。2軍監督だった昨季は直接、健在ぶりを見ていた。だからこそ「『先発は結構いるから大丈夫かな』と思ったけど、最後はケガや、調子が上がらないというところで、いなくなっちゃったんで」と誤算を嘆き、実績十分の先発補強に打って出たことを明かした。

 チームとして今季、先発ローテを守ったのは、西、青柳の2人。西の10勝が最高で、青柳が9勝と続いた。確かに、開幕投手を務めたメッセンジャーがコンディション不良で途中離脱。岩貞、小野、才木らも故障などで戦力になれず、秋山、藤浪ら柱として期待した投手が、結果を残すことができなかった誤算もあった。

 今季の防御率3・46はリーグトップ。12球団屈指の投手陣の層を、さらに厚くするための補強になる。球団として中田に期待するのは実績通りの活躍に加え、経験や練習の取り組みを若手に還元する姿勢だ。

 「監督やコーチの方が望むなら、先発、中継ぎでもどちらでも投げたい。矢野監督を胴上げするために、ファンの皆さんと一緒に喜べるように。そのために1球、1球、一生懸命投げたいと思います」。来季15年ぶりのリーグ優勝を狙うチームに、頼もしいベテランが加わった。

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