藤浪 再生計画!中継ぎで1回0封3K 先発での復活目指し全力で腕振り

 1イニングを投げ、無失点に抑えた藤浪
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 「2軍練習試合、阪神2-3JR西日本」(2日、鳴尾浜球場)

 阪神の藤浪晋太郎投手(25)が2日、2軍練習試合・JR西日本戦(鳴尾浜)で中継ぎ登板した。1回を投げ2安打3奪三振で無失点。最速は157キロをマークした。再起を図るべく“藤浪再生計画”が幕を開けた。

 出番は八回だ。先頭打者の3球目にこの日最速となる157キロを計測した。判定はボールだったが威力満点。最後はフォークで空振り三振に仕留めた。1死から長短打を浴びて一、三塁とされたが、いずれもフォークで2者連続三振を奪い「悪くなかったと思います」と、まずまずの手応えを得た様子だ。

 平田2軍監督が起用の意図を明かす。「真っすぐの精度を高めるのと、初回から飛ばしていくのを取り戻させる」。長いイニングを前提に投球術で試合を作るのではなく、全力で腕を振って目の前の打者を封じる。それを復調の契機につなげていく方針だ。

 3日の2軍練習試合・大阪ガス戦にも登板予定。7日からのフェニックスリーグではクールごとにイニングを伸ばし、最終的に先発させるプランを指揮官は示唆した。「いい感覚で投げられるようにしていきたい」と藤浪。荒れたマウンドでの実戦を重ね、実りの秋にしていく。

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