メッセンジャー 引退試合へ意気込み「本当に良い時間を」ドラ4斎藤に熱血指導
阪神のランディ・メッセンジャー投手(38)が27日、鳴尾浜でキャッチボールなどで調整。引退試合となる29日・中日戦(甲子園)に向けて意気込みを示した。
「本当に最後の試合になると思うので、本当に良い時間を過ごせるように。まあでも、いつも通りの準備をして、いつも通りに対戦できれば」
タイガースのために-。前日26日に投手陣全員に特別講義を開き、この日はドラフト4位の斎藤に約30分の熱血指導。「背番号54という数字が、自分がやってきたというのを物語っていることがあると思う。本当に何か質問があれば、話しにきてほしいということを投手に伝えて、斎藤に答えていた」。斎藤は「キャッチボールからリラックスして投げるとリリースも安定してくる」と助言されたことを明かした。
現役を続けたかった気持ちもある。ただ「自分の肩がNOと…」と明かす。「やりたいという気持ちがあったことを忘れずに最後のゲームで投げられたら」。惜別と感謝を込めて、日本でプレーした10年間の集大成を披露する。
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