「広島3-7阪神」(7日、マツダスタジアム)
今季限りでの退団を表明している阪神・鳥谷敬内野手が九回2死満塁の絶好機に代打で出場したが、今季初打点を挙げることはできなかった。
今季60試合、91打席目。大歓声の中、打席に立った鳥谷に対して広島・遠藤は投げにくそうにボールを連発した。3ボールから1球、見逃した後の5球目、143キロストレートに鳥谷のバットは反応。打球は中堅へのフライとなったが、西川が背走してキャッチ。虎党のタメ息が広がった。
九回に追加点は奪えなかったが、試合は序盤に大量リードを奪った阪神が快勝した。