木浪、母校亜大の先輩薮田から適時打「昨日打てなかった悔しさがあった」
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「広島-阪神」(7日、マツダスタジアム)
阪神の木浪聖也内野手が、亜大の先輩撃ちや!広島先発・薮田から放ったこの日2本目のヒットが適時打になり、追加点を奪った。
二回だった。大山が四球、梅野が左前打で続く。2死一、二塁となって、1番・木浪に打順が回った。1ボールからの2球目、117キロのカーブをフルスイングで反応すると、打球はきれいなアーチを描いた。あと少しで本塁打の当たりは右翼フェンスを直撃する適時打に。「昨日打てなかった悔しさがあったので、絶対にやり返してやろうと思っていました。まだ序盤なので、もっと打てるように頑張ります」とコメントし、笑顔を見せた。
厳しい表情を貫いた昨夜とは一変した。4打数無安打に終わり、連続試合安打は「13」でストップ。同じく亜大の先発・九里の前に凡打の山を築き、「あした頑張ります」と気持ちを切り替えていた。2日続いた“亜大対決”。この日は27度目のマルチ安打と、木浪が優勢となった。