近本、相性抜群ハマスタで大暴れや 新人安打球団記録まで3「投手と向き合って」

 快挙達成へラストスパートに入る。阪神の近本光司外野手(24)が2日、3日からのDeNAとの3連戦で球団新人安打記録を更新し、チームの勢いを加速させることを誓った。16年の高山が記録した球団新人最多安打まであと3。相性抜群の横浜スタジアムで快音を響かせ、逆転CS進出への原動力となる。

 現在、球団新人3位の133安打。個人記録よりもあくまでのチームの勝利が優先だが、自らが打つことで勝機を高めることは十分承知している。「記録更新よりも、チームにとっていい一打。打つことで、チームを勢い付けられますし、その数が多いほど貢献できているということなので」と価値ある一打を積み重ねていく考えを示した。

 新記録がかかるハマスタでは、好成績を残す。同球場では通算34打数14安打で打率・412。2本塁打もマークしている。「打てるときもあれば、打てないときもある。しっかりと投手と向き合って、打席に立ちたい」。球団新記録となるシーズン137安打を放てば、新記録達成グッズが発売になる予定だが、過度に考えることなく平常心を強調した。

 3位・広島とは2ゲーム差。ここからが正念場だ。「1試合もそうですけど、その中での一打というのも本当に意味があると思う。一戦必勝で戦っていきたい」。猛虎の背番号5が球団史を塗り替え、反攻の足場を固める。

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