阪神20イニング連続無得点 矢野監督「俺の中の反省もあるんで」

 「中日0-0阪神」(13日、ナゴヤドーム)

 阪神は今季6度目の引き分け。3併殺12残塁の拙攻が響き、20イニング連続無得点となった。

 三回、2死一、二塁でソラーテが見逃し三振。七回は1死一、二塁でマルテが痛恨の投ゴロ併殺打で好機がしぼんだ。トータル8安打、7四球をもらいながら本塁が遠かった。

 頼みの助っ人が不発。矢野監督は「もちろん決めてほしいし、そのために来てもらってる」としたが、「言いだしたら、いろいろなっちゃうし、俺もあんまり選手のマイナスを言いだしたらなんぼでもそんなんね」と責めることは避けた。続けて「俺の中の反省もあるんで」とも付け加えた。

 投手陣は奮闘。先発の青柳が7回7安打無失点の好投。八回以降は岩崎、ジョンソン、能見、島本、藤川とつなぎ、粘り強く無失点に抑えた。

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