藤浪 再び2軍に「準備していたもの出せなかった」 甲子園歓声には「鳥肌」
阪神・藤浪晋太郎投手(25)が2日、西宮市の鳴尾浜球場で行われている2軍練習に合流した。1日の中日戦(甲子園)に今季初先発し、4回1/3を投げ4安打1失点。最少失点にまとめながら8与四死球と制球に苦しみ、2軍再調整が決まっていた。
この日はキャッチボールや軽めのランニングで調整。練習後、取材に応じた。「昨日に関しては自分で準備していたものが、こうしたいというものが出せなかった。技術をもっと高めてというか、身につけていけば」と再昇格に向けての課題を挙げた。
299日ぶりに立った1軍のマウンド。甲子園に詰めかけた超満員のファンからの大歓声を浴びた。「自分の中でも驚きといったらあれですけど、ちょっと鳥肌が立つくらいのすごい声援が…。初めてくらいですね」と格別の雰囲気だったと明かした。
次回先発は未定だが、2軍戦で登板することになりそうだ。再び1軍のマウンドで投げる日を目指し、入念に調整を進めていく。
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