糸井 チームトップの7度目決勝打 ベンチの雰囲気は「ベリーグッドです」

 お立ち台で大はしゃぎの(左から)マルテ、岩田、糸井(撮影・田中太一)
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 「阪神3-1広島」(5日、甲子園球場)

 阪神の糸井嘉男外野手(37)が六回、決勝打となる2点適時二塁打を放った。糸井の決勝打は今季7回目でチーム単独トップ。

 1-1の同点で迎えたこの回、先頭の近本が初球からセーフティバントを仕掛け、内野安打をマーク。すると、続く糸原が犠打かと思われたが、広島内野陣の打球処理がもたつく間に一塁ベースを駆け抜けた。後輩たちが足で作った無死一、二塁の好機に、3番・糸井が一振りで応えた。

 2ストライクと追い込まれてからの3球目。148キロの直球を鋭いスイングで振り抜くと、打球は左中間を真っ二つに。2点適時二塁打で勝負を決めた。

 試合後、勝利投手の岩田、同点弾のマルテとともにお立ち台に呼ばれた糸井は「何とかチャンスで打ちたかった。2人のランナー返せて良かったです」と振り返った。

 勝ち越し打にはベンチの矢野監督から思わずガッツポーズが飛び出したが、これには「見えませんでした!すいません」。そしてベンチの雰囲気を問われると「はい!ベリーグッドです」と答えた。

 この勝利で再びDeNAに勝率で並び、3位に浮上。負けられない試合が続く。

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