ガルシア 6回3失点で降板 今季3勝目ならず 先制点もらうもリード守れず
「DeNA-阪神」(3日、横浜スタジアム)
阪神先発のガルシアは、6回3失点で降板した。糸井の5号ソロで先制点をもらった初回、ソトにソロ本塁打を浴びた。初球の146キロ直球を狙い打たれ、右翼スタンドへ届く同点弾となった。
さらに同点の二回は先頭の宮崎をストレートの四球で2死二塁のピンチを作った。ここで大和の打球は、二塁・上本の頭上を襲い、懸命に手を伸ばしたグラブの先をかすめるようにして右前へ落ち、勝ち越しの適時打となった。
その後、三回には筒香を三球三振、四回に続き五回を三者凡退に抑えるなど、完全に立ち直ったと思われたが、六回に追加点を許した。先頭のソトが遊撃・北條の悪送球で出塁。センターへ抜けるかという当たりを止めるも、一塁へライト寄りのワンバウンド送球し、マルテがこれを捕ることができなかった。
続くロペスには右中間の一番深いところへのフェンス直撃二塁打を浴びて、無死二、三塁のピンチを迎える。ここで筒香に右翼への犠飛を打たれて3点目を献上した。
前回登板の6月25日・西武戦では7失点と崩れ、5回1/3でKOされたガルシア。今回と同じ横浜で行われた5月26日・DeNA戦では、味方の大量援護にも恵まれ完封勝利で今季初白星を挙げていた。
チームはリーグ戦再開後に勝ち星なしの4連敗を喫し、借金2となりリーグ4位と苦しんでいる。先制点をもらいながら踏ん張れず、今季3勝目はならなかった。