阪神 23イニングぶり得点 初回に糸井が5号先制ソロ
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「DeNA-阪神」(3日、横浜スタジアム)
阪神の糸井嘉男外野手が、今季ワーストの連続無得点イニングを「22」で止める先制ソロを放った。
試合をいきなり動かした。2死走者なしで迎えた第1打席。1ボールからの2球目だった。真ん中に入った直球を振り抜くと、打球は右翼席ギリギリに着弾。5号アーチで、チームに23イニングぶりの得点、先制点をもたらした。
糸井の本塁打は6月4日のロッテ戦以来、約1カ月ぶり。この日は打線を大幅変更し、先発野手は糸井以外全員右打者を並べた新オーダーだった。そんな中で、苦しい状況を振り払ったのは、矢野監督がキーマンに指名していた糸井。福留を欠く中、ベテランが一発でチームを鼓舞した。