マルテ 3戦連続打点!5戦ぶりマルチも敗戦に肩を落とす

 1回、中前へ先制適時打を放つマルテ
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 「交流戦、阪神3-7西武」(23日、甲子園球場)

 少し控えめに左拳をベンチへと向けた。阪神のマルテがまたしても、走者を生還させた。これで3試合連続となる打点をマークだ。それでも試合後には敗戦したチームを思い、静かに言葉を紡いだ。

 助っ人が繰り出した先制パンチは初回だ。2死走者なしから、仲間がつないで回してくれた一、二塁の先制機。高めのカットボールを狙った。鋭いスイングで中前へ運び、先制点をもたらした。六回にも中前打を放ち、5試合ぶりのマルチ安打とした。

 22日の同戦では見守った家族の前で今季初の決勝点をたたき出すなど、大活躍だった。そしてこの日も好調をキープしたが「こういう結果に終わってしまって悔しい」と肩を落とし、最後まで厳しい表情だった。

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