マルテ 勝ち越しの適時二塁打 激走の大山が生還

1回2死一塁、左越えに勝ち越し二塁打を放つジェフリー・マルテ=甲子園(撮影・山口登)
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 「交流戦、阪神-西武」(21日、甲子園球場)

 阪神が先制点を失った直後の一回、マルテの適時二塁打などで逆転に成功した。

 この回、先頭の近本が投手内野安打で出塁。足の速さに焦った高橋光の送球が反れ、一塁悪送球で無死二塁と好機を作った。続く糸原の一ゴロで三塁に進ませると、糸井の打席で西武は前進守備を敷かず、定位置。二ゴロの間に同点とした。

 さらに続く大山の打球を、名手・源田がファンブル。ミスでチャンスをもらうと、続くマルテは初球、真ん中高めの144キロをフルスイングした。打球が左翼・金子侑の頭上を越えると、一走・大山が一気に三塁を回る。勝ち越しのホームを踏んだ。

 足に不安を抱えるマルテは2試合ぶりのスタメン出場。3試合ぶりの安打&タイムリーで、試合の流れを引き戻した。

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