阪神・青柳“投魂”121球!味方信じて投げ抜くもキャリアハイ5勝目お預け

 「交流戦、ロッテ5-4阪神」(5日、ZOZOマリンスタジアム)

 キャリアハイとなる5勝目はお預けとなった。阪神・青柳が121球の熱投。5失点(自責点4)での降板となったが、味方の逆転を信じ続け、7回を投げきった。

 「先制してもらった直後に逆転を許すなど、攻撃のリズムをつくるような投球ができませんでした」。そう振り返った青柳が最も悔しがったのが、三回に浴びたロッテ・井上の一発だ。

 カウント1-2から投じた決め球のスライダーが曲がりきらず、完璧に捉えられた左翼スタンドへの2ラン。「それまでは曲がっていたのに曲がらなかった。僕が腕を振れていなかったからなのか、(球場特有の)風のせいなのかは分かりません。あの1球が悔やまれます」と失投に唇をかんだ。

 逆転を許した二回は失策も絡んでの失点。それでも味方を責めることはなかった。「エラーはしょうがないし、責めることはできない。井上さんの一発、レアードの長打。一発の出やすい球場で、一発のある打者に打たれたことを反省したい」とうなずいた。

 先発した試合でチームは3連勝中(自身は2勝)だったが、4試合ぶりの敗戦投手となり、今季4勝4敗に。この日の粘投を次回登板につなげたい。

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