阪神・藤浪 矢野監督見守る中、2軍戦で3回無安打無失点 最速154キロマーク

 「ウエスタン、阪神-オリックス」(30日、鳴尾浜球場)

 阪神の藤浪晋太郎投手(25)が、実戦復帰後2度目の先発に臨んだ。矢野燿大監督が視察に訪れる中、1番から8番まで左打者を並べたオリックス打線(1番・佐野は両打ち)に対し、3回を投げて無安打無失点投球。最速は154キロを計測し、四球はフルカウントから与えた1つだった。

 前回先発した18日のウエスタン・広島戦(由宇)以来、中11日で臨んだ先発マウンド。スタンドは、藤浪の登板を知ったファンであふれ、入場制限も敷かれる中、門前にも長蛇の列を作った。

 マウンドに上がると温かい声援が注がれる中で、1番・佐野に対して初球から150キロを計測。遊ゴロに抑えると、続く宣保は低めのカットボールで空振り三振に。続く西野は中飛に抑え、3者凡退のスタートを切った。

 この日もセットポジションから、2段モーション気味の投球を継続。続く二回はT-岡田を中飛、宗を空振り三振に斬ると、続く根本との対戦ではこの日最速の154キロを計測。フルカウントから四球を与えたが、続く岡崎を三ゴロに抑え、危なげない投球を続けた。

 67日ぶりの登板となった、前回の同広島戦では1回無安打無失点。1奪三振で「試合で打者相手に投げられたことが良かった」と収穫を口にした。この日は当初の予定通り三回を投げ終えたところで降板。三回、唯一の右打者となった広瀬は、148キロの直球で遊ゴロに。バットをへし折った。最後は150キロの直球で、佐野を遊飛に。3回を投げ、36球。上々の投球内容で降板した。目指す1軍マウンドに向けて、着実に歩みを進めている。

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