阪神、令和初0点負け…今季最多4万6605人動員も 矢野監督は主軸の奮起に期待

 「阪神0-4広島」(2日、甲子園球場)

 あと一歩だった。七回2死満塁。阪神・糸原が中堅にライナーを放つ。広島・野間は目測を誤ったが…。打球はグラブに収まり、歓声が悲鳴に変わる。矢野監督もベンチで落胆した。

 最後まで決定打を欠き、今季4度目の完封負け。「やっぱり点を取らないと」。今季初の5連勝を逃し、今季最多の4万6605人を喜ばせられなかったことは猛省。それでも前を向く。投打で主力の巻き返しを信じた。

 クリーンアップは要所で抑えられた。初回1死一、三塁は大山と福留が凡退。三回1死一、二塁は糸井、大山が打ち取られた。

 「そこの打順を打ってる人は、責任を持って毎日戦ってくれてると思う」。3日からは前回3連勝したDeNA戦。チームを再加速させる主軸の活躍に期待した。

 九回はドリスが先頭打者に四球を与え、バティスタに決勝2ランを浴びた。「(四球は)コントロールできなかった」と反省する右腕に、指揮官は「今までよく頑張ってくれてるんだから」。開幕からこの試合前まで防御率0・00を維持してきた右腕の背中を押した。

 4月1日以来の貯金を逃し、借金生活に逆戻りした。3日・DeNA戦から12連戦の折り返し。気持ちを入れ替え、リスタートする。

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