梅野が勝ち越し打!木浪、投手の西も続き3連続タイムリー 吉見KO

4回阪神1死一・二塁、阪神・梅野隆太郎は中前に勝ち越し適時打を放つ(投手 中日・吉見一起、捕手 中日・加藤匠馬)=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-中日」(14日、甲子園球場)

 阪神が四回、中日先発・吉見をKOし、逆転に成功した。福留が同点適時打、さらに梅野、木浪、投手の西が3連続タイムリーを放ち、一挙5得点を挙げた。

 西は二回、先頭の6番・高橋にしぶとく一、二塁間を破られ、右前打。盗塁と犠打で1死三塁のピンチを招くと、8番・加藤の中前適時打で1点のリードを許した。

 打線は四回、先頭の3番・糸井が左翼へ二塁打を放って好機を演出すると、1死から5番・福留が初球を右前に運び、二塁から糸井が生還。さらに鳥谷が四球を選んで一、二塁。ここで7番・梅野が初球をとらえて中前への適時打とし、勝ち越しに成功した。背番号44は「西さんのためにも何とか逆転したかったので、いい場面で打つことができて良かったです」とコメントした。

 球場内が盛り上がる中、8番・木浪も右前適時打で続き、この回3点目を挙げた。「チャンスで守りに入らずに、初球から積極的にスイングしていきました」と振り返った。

 なおも1死二、三塁の場面で9番・投手の西にも左前2点適時打が飛び出した。3連続タイムリーでスタンドからは大歓声がわき上がった。

 ここで吉見をマウンドから引きずり下ろし、中日は2番手・又吉にスイッチ。阪神は近本も左前打を放ったが、糸原、打者一巡して糸井は倒れ、この回は5得点で攻撃を終えた。

 吉見は3回1/3を投げ被安打7の5失点だった。

 ◆同点打の福留「前の打席のチャンスで打てなかったので、何とかランナーをかえすことができて良かったです」

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