秋山は6回5失点 粘りの投球披露も六回に痛恨の3ラン被弾
「阪神-DeNA」(11日、甲子園球場)
2カード連続のカード勝ち越しを狙う阪神は、今季初登板となる秋山が先発。昨年10月に右膝のクリーニング手術を受け、リハビリに励んできた右腕が復活をかけてマウンドに上がった。
初回は先頭・神里にいきなり四球を与えたものの後続を打ち取り、無失点でスタート。しかし、二回に先制点を許す。宮崎に内野安打、大和に中前打を浴びると、中堅・中谷のファンブルもあって1死一、三塁のピンチに。伊藤光の右前適時打で1点。その後、2死満塁から押し出しでまた1点。この回、2失点となった。
その後は毎回、走者を背負いながら失点を許さず、粘りのピッチングを披露。だが、六回、神里に痛恨の右越え3ランを浴び、6回96球、5安打5失点で降板した。
「一球一球、意図のあるボールを、気持ちを込めて投げたい」と気合を入れて上がったマウンド。昨季は5勝に終わったものの、17年にはチームトップとなる12勝を挙げた男の完全復活が待たれる。