梅ちゃん、阪神初の猛打ショー 骨折なんの!選手会長奮闘

 「広島10-3阪神」(6日、マツダスタジアム)

 大敗の中に差し込んだ光は、手負いの選手会長が3度ともしたHランプだ。「8番・捕手」で先発出場した阪神・梅野が3打数3安打。左足薬指骨折の中、今季8試合目でチーム初の猛打賞をマークした。

 三回無死一塁から広島・床田の直球を左前へ。無死一塁で迎えた五回の第2打席は「自分の判断」と初球をセーフティーバント。三塁手・堂林の悪送球を誘って二、三塁と好機を広げ、上本の2点打につなげた。七回も左前打を放ち「打つことに関しては結果が出たので良かった」とうなずく。

 だが、捕手としては悔しさが募る。鯉の主砲・鈴木に許した2被弾。「4番に本塁打は相手の士気が上がる」と唇をかんだ。今カードは1勝1敗。「あした勝ち越せるように」。猛虎の要はチームの思いを代弁した。

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