西1回1失点、実戦初登板 開幕最有力・メッセンジャーは1回無失点

 「阪神紅白戦、紅組-白組」(26日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 今キャンプ最後の紅白戦が行われた。

 FA権を行使してオリックスから阪神へ移籍した西勇輝投手が、紅白戦で実戦に初登板初先発し、1回2安打1失点。「無事にケガをすることなく、投げられたことはすごくよかった。打たれたことは別に悲観していません。ちゃんと投げられたことは良かったです」と振り返った。

 紅組の先発として、拍手に迎えられてマウンドへ。1番・上本はフルカウントから9球目の141キロで空振り三振に仕留めた。

 しかし、ドラフト3位の2番・木浪(ホンダ)に左中間二塁打を打たれると、3番・北條の3球目に暴投で三進を許し、左前適時打を浴びた。4番・福留は中飛、5番・マルテは左飛に片付けて、23球で実戦初登板を終えた。

 西は新天地でのキャンプ初日からブルペン入り。第3クールまでに投手陣最多の最多の計508球を投げていた。20日に初の打撃投手を務めて、この日の初登板を迎えた。次回は3月2日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で登板する予定。

 白組の先発・メッセンジャーは1回無安打無失点。開幕投手最有力の右腕は簡単に2死を奪った後、3番・鳥谷に四球を与えたが、大山は右飛に仕留めた。

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