糸原が猛打賞 沈黙虎打線の中で奮闘
「ヤクルト6-0阪神」(7日、神宮球場)
阪神の糸原健斗内野手(25)が、苦しむ打線の中で一人奮闘した。
初回に二塁への内野安打を放つと、六回には右前打。さらに八回にも右翼へはじき返し、今季13度目の猛打賞をマークした。
チームは八回を終わった時点で、ヤクルト投手陣の前にわずか5安打に抑え込まれている。その中で光った1番打者の3安打固め打ち。懸命に打線を引っ張った。
ここまでチーム唯一、139試合に出場。先発出場を外れた試合もわずか3試合のみだ。球団の入団2年目の生え抜き野手による全試合出場ともなれば、2005年の鳥谷以来のこと。さらにこの日で放ったヒットは、今季151安打目となった。こちらも2年目の鳥谷が放った159安打まで、あと8本と迫った。
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