阪神弟が日本一 矢野監督「楽しみな選手がたくさんいる。近い将来強いチームに」
「ファーム日本選手権、阪神8-4巨人」(6日、サンマリンスタジアム宮崎)
ウエスタン・リーグ覇者の阪神が、イースタン・リーグ優勝の巨人を下して、12年ぶり5度目のファーム日本一に輝いた。
九回、ファームで守護神を務めた伊藤和が、巨人・山本を三振に仕留めるとマウンド付近に歓喜の輪ができた。矢野監督はナインから胴上げされ、4度宙に舞い、この日31歳の誕生日を迎えた今成も胴上げされた。
矢野監督は「本当に心の底からうれしいです。うちが勝つなら接戦になるかと思っていたが、みんなボールに食らいついていってくれました。一塁までもしっかり走り、盗塁も決めてくれ、今年のうちらしい野球ができました」と試合を振り返った。
12年ぶりの頂点については、「選手たちの可能性を広げることを意識して1年間、やってきた。1軍は苦しいチーム状況ですけど、僕は将来を見据えたとき、ここには楽しみな選手がたくさん出てきていると思う。ここにいる選手が1軍で活躍して、ファンのみなさんと喜び合いたい」と話し、「近い将来、強いチームを一緒につくっていきましょう」とファンに呼び掛けた。
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