阪神弟、打者一巡の猛攻で四回に一挙6点、逆転に成功 12年ぶりファーム日本一へ
「ファーム日本選手権、阪神-巨人」(6日、サンマリンスタジアム宮崎)
12年ぶりのファーム日本一へ。1点を先制された阪神が四回、打者一巡の猛攻で一気に逆転。一挙6得点で巨人を突き放した。決戦の地・宮崎で何度も奏でられた六甲おろし。阪神弟軍団が、今季最後の白星をつかみに突き進む。
1点を追う四回だ。先頭の3番・高山が初球の変化球を狙った。右翼への強い当たりに、快足を飛ばし二塁打に。一振りでチャンスメークした。そして続いたのが4番・板山。カウント2-2から、2球ファウルで粘り、迎えた7球目だった。中堅の手前へと落ちる同点適時打で、試合を振り出しに戻した。
さらに5番・今成も右前打で続く。クリーンアップの3連打で、同点とし、なおも無死一、三塁。逆転機を演出した。すると緒方もフルカウントから四球を選び満塁とし、7番・山崎。その2球目がすっぽ抜けた。左肩付近を直撃し、押し出しの死球で逆転に成功した。
まだまだ止まらない阪神打線。1死を挟み、9番・熊谷は、この日2本目となるヒットを放ち、これが貴重な追加点となる適時打に。さらに2死満塁となって、荒木の左翼への大きな当たりが相手の失策を誘った。走者3人が一気に生還する適時失策で、この回一挙6得点。点差を5点に広げた。
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