阪神、広島譲らず延長へ 福留が七回、同点押し出し四球 広島はメヒア同点3号弾

 7回、福留が押し出し四球を選び、同点のホームを踏んだ梅野はナインとタッチ(撮影・北村雅宏)
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 「広島-阪神」(3日、マツダスタジアム)

 3-3の同点で延長に入った。

 先制したのは、2試合連続完封負けで21イニング連続無得点中だった阪神。初回2死二、三塁で、ナバーロが広島の先発・九里、から、中前に2点適時打を放ち、22イニングぶりの得点を挙げた。

 広島は五回に逆転に成功。阪神先発・メッセンジャーに4回まで無安打に抑えられていたが、先頭の鈴木がチーム初安打となる左前打で出塁すると、無死一塁で1軍昇格したばかりのメヒアが一撃。3号2ランを左翼席へと運んだ。その後、会沢が勝ち越しの適時二塁打を放った。

 メッセンジャーは6回4安打3失点。8月10日・DeNA戦(横浜)の11勝目を最後に、これで7試合白星なし。日米通算100勝に王手をかけてから足踏みが続いている。

 一方、広島先発の九里は5回を4安打2失点で9勝目の権利を持ってマウンドを降りたが、七回に4番手のヘルウェグが福留に同点の押し出し四球を与えて権利は消えた。

 阪神は同点の九回、この回からマウンドに上がった守護神・ドリスが、丸から始まったクリーンナップを3者凡退に抑え、試合は延長に入った。

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