原口“神様打”でG倒や 桧山の球団記録にあと「1」
シーズン代打安打の球団記録に王手をかけている阪神の原口文仁捕手(26)が7日、“神様”と並ぶ1本でチームの勝利に貢献すると誓った。8日からは甲子園で巨人2連戦。白星で飾ることができれば、3位浮上も見えてくる。この日は、広島から新幹線で帰阪。伝統の一戦で快音を響かせる。
「まずは、目の前の試合。自分が(試合に)出たところで、チームのプラスになれるように頑張ります」
開幕から脅威の勝負強さを発揮して安打を積み重ねてきた。前日6日の広島戦では、八回1死一、二塁の場面で代打として登場。ダメ押しとなる2号3ランを放った。ここまで今季代打では44打数22安打、18打点で打率・500。シーズン代打安打は08年桧山進次郎が持つ球団記録「23」にあと1本としている。
歓喜の時を目前にしても、その心はぶれない。常々口にするのは「出たところで結果を出すのが自分の役割なので」。個人記録よりも求めるのは勝利だ。地元の大声援を背中に受けて打席に立ち、原口が勝利をもたらす一打を届ける。
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