陽川“幻の本塁打”も六回に4点追加 俊介が5打点

 6回、阪神・陽川尚将は左越えに一度は本塁打と判定された適時三塁打を放つ
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 「阪神-DeNA」(2日、甲子園球場)

 阪神は六回、陽川の“幻の本塁打”の2点適時三塁打などで4点を追加。追いすがるDeNAを引き離した。

 3点差に迫られた直後の六回、先頭の北條が右中間を破ると、福留の右前適時打で1点を奪った。さらに糸井が右前打で続き、一、三塁を作ると、陽川だ。1ボール2ストライクから4球目。藤岡のスライダーを振り抜くと、左翼スタンドに向かって飛んだ。この打球に対して三塁・山本貴審判はホームランの判定。

 だが、リプレー検証で覆った。打球はフェンス最上部に当たって、グラウンドに戻ったと確認された。幻の5号3ランとなったが、2点適時三塁打で1死三塁から俊介の遊ゴロで生還。この回、4点を奪ってリードを広げた。

 また、俊介は三回に3点適時三塁打、五回に右前適時打で、この試合5打点。17年5月30日のロッテ戦で挙げた4打点を上回り、自己最多打点となった。

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