ロサリオ来日初満弾!G倒で阪神3連勝 頼もし「優勝する道はまだある」
「巨人4-7阪神」(7日、東京ドーム)
ホンマ、最高やで-。阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が初回、バックスクリーン左に来日初となる先制の8号満塁弾を放ち、巨人戦の連敗を3で止めた。来日最長の7試合連続安打とし、3連勝を導いた舶来砲。こんな活躍を待っていたんや。残り53試合。夢を見させてくれ。
虎党の声援を一身に受け、打席に入った。その初球、身の毛もよだつようなフルスイングに球場はどよめく。当たったら行く-。その期待はすぐに現実となった。ロサリオが来日初の8号満塁弾。重すぎる先制パンチをお見舞いした。
初回、2安打1四球で1死満塁の絶好機。打席に立ったロサリオは、内海の2球目を見事に捉えた。バックスクリーン左に飛び込むどでかい一発。「しっかりコンタクトできたので、壁くらいまでは行くかなと思ったんですが、ホームランになってよかった」と振り返った。
初球は豪快なスイングでファウル。重圧をはねのけ、最大のチャンスを楽しんだ。「あの状況なので、どのピッチャーでもプレッシャーを感じる。自分の最大限のコンタクトを心掛けた」。そう話す表情からは、確かな自信がみなぎっていた。
何かを変えようと行動し、それが好転している。8月に入って髪を切り、4日のヤクルト戦(京セラ)から登場曲を変更。Ala Jazaの「Mi Forma De Ser」という曲を流している。気分転換かの問いに「そういうことです」とうなずいたロサリオ。直訳すると「私のやり方」。自分の個性に自信を持っていますという意味だ。
2軍落ちの期間には、「野球を楽しむことが重要だと感じた」と学んだ。矢野2軍監督は「難しいことなんだけど」としながらも、野球を楽しむ重要性を助っ人に説いた。この日は本塁打を放ち、満面の笑みでダイヤモンドを一周。守備でも投手に積極的に声を掛けに行く姿が目立った。従来の性格だけではなく、あえて楽しもうと、自らに言い聞かせている。
試合前には自らで球を上げ、ノックバットでティーネットに打ち込む練習にも取り組んだ。「まだまだ試合が残っていますし、優勝する道はまだある。皆さんに応援してもらって、優勝目指してやっていきたい」と意気込んだロサリオ。挽回はこれからでも遅くはない。圧倒的なパワーで打線をけん引していく。
