ロサリオ、来日初の満塁弾に満面の笑み「何とかチームのために」

 「巨人4-7阪神」(7日、東京ドーム)

 阪神が8安打7得点で3連勝、対巨人戦の連敗を3で止めた。

 試合は初回、1死満塁でロサリオがバックスクリーンに、8号満塁弾を放ち、強烈な先制パンチを浴びせた。

 10試合、41打席ぶりとなる一発。阪神の外国人選手としては、2010年のマートン以来、8年ぶりのグランドスラムとなった。

 2点差に迫られた五回には、福留、糸井が連続適時二塁打が放つなど、クリーンアップで全打点を挙げた。

 ロサリオは試合後のインタビューで「何とかチームのためにと思って打席に入った。しっかりストライクゾーンを打とうとして、心掛けた。結果が出て良かった」と、笑顔を見せた。

 「どこまで飛ぶかは気にしていなかった。しっかりとコンタクトできたので、フェンスぐらいまでは行くかなと思ったんですが、ホームランになって良かった」と会心の一打を振り返った。

 来日初の満塁アーチとなったが、「いつもチームのためにと思って、そこまで結果にはこだわってはいないんですが、チームが勝って良かったです」と話した。

 一時は2軍落ちも味わいながら、これで7試合連続安打と絶好調をキープ。「コーチと練習していますし、いいアドバイスをもらって、しっかりと理解できているので、結果につながっている」と明かすと、陽気なドミニカンは「まだまだ試合が残っていますし、優勝する道は残っている。皆さんに応援してもらって、優勝目指してやっていきたい」と満面の笑みを浮かべた。

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