金本虎 今こそ執念見せろ!1日にも最下位転落&自力V消滅

 「中日7-2阪神」(31日、ナゴヤドーム)

 阪神が最下位の中日に完敗を喫した。右足腓骨骨折の影響で糸井嘉男外野手(37)が欠場。福留孝介外野手(41)も休養日で、中軸2人が外れた打線は迫力を欠いた。糸井は1日の試合も欠場予定。中日に連敗となれば最下位転落、広島の結果次第では自力優勝の可能性も消滅する大ピンチだ。

 チームが帰路につく足取りは重かった。何とも言えない重苦しい空気が充満していた。借金はワーストタイの7に膨らみ、1日の試合に敗れれば最下位転落と自力V消滅の可能性が出てきた金本阪神。そこに4番・糸井の2戦連続欠場というダメージがのしかかる。

 金本監督は「ちょっと足の状態がよくないから、今日、明日は」と1日の同カードも欠場させる方針を明かした。この日、37歳の誕生日を迎えた超人はウオーミングアップにこそ姿を見せたものの、打撃練習、守備練習は一切、行わなかった。

 右足腓骨骨折の影響とみられ、ヤクルト戦ではスイングのバランスも崩れていた主砲。試合後、明日は万全で行けそうかの問いに「言えません」と口をつぐんだ。絶対的なレギュラーが不在の時、代わりに出たメンバーが力を発揮するのが強いチームだが…現状を象徴するシーンが三回にあった。

 同点に追いつかれ、なおも1死満塁の場面。大島が放った中堅後方への飛球を背走した俊介が、倒れ込みながら好捕した。犠牲フライで1点はやむなしの状況だったが、カットマンへの返球が弱く、二塁走者の京田まで生還を許した。

 なかなか過去に例を見ない“2ラン犠飛”。俊介は「もっと強いボールを投げられていれば、2人目のランナーをかえさずに済んだと思う。もっとしっかり投げるようにしないといけない」と肩を落とした。守備力を買われてスタメンに名を連ねているだけに、指揮官が「それは技術の問題ですから」と指摘するのも必然だ。

 攻撃面でも五回無死一、二塁の場面で、ロサリオがファーストストライクを力んで三ゴロ併殺打。4番に入った陽川も3打数無安打2三振と好機で1本を出せなかった。

 チーム打率、得点数ともにリーグ最下位の虎にとって、糸井の不在は痛い。それでも一夜明ければ試合はやってくる。何とか現有メンバーで奮起を-。Wの危機を乗り越えるためには、その一点に尽きる。

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