先発の岩貞は五回途中4失点降板 5勝目ならず

 「中日-阪神」(31日、ナゴヤドーム)

 阪神の先発・岩貞祐太投手は4回2/3を5安打4失点で降板。2点ビハンドで2番手の望月にマウンドを譲り、5勝目はならなかった。

 立ち上がりは圧巻だった。28日のヤクルト戦(神宮)が雨天中止でこの試合にスライド登板となった左腕は二回までは6人で4三振を奪うなどピシャリ。初回、先頭の京田、荒木を連続三振に仕留めるなど無失点。二回もビシエド、藤井から三振を奪い中日打線を寄せつけなかった。ナゴヤドームでは過去5試合2勝2敗、防御率2・05と相性良く、期待が高まった。

 だが、1点リードの三回、先頭の福田に二塁打され、走者を置くとピッチングが一変。無死二塁から武山の右前適時打で同点。連打などで1死満塁のピンチを招くと、大島に中堅後方へ犠飛を放たれた。その間に二走・京田も本塁へ生還。勝ち越しを許した。

 勢いは止められなかった。五回1死から大島を左中間への三塁打で出塁。続くビシエドは142キロ直球で詰まらせたが、打球は中前へポトリと落ちる適時打となり1点を失った。2死一塁からは、藤井に左前打を許して一、二塁。ここで、金本監督が交代を告げ、降板となった。

 2番手でマウンドに上がった望月。福田を左飛に仕留めて追加点を与えなかった。

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