福留、バックスクリーン弾&適時二塁打 止まらん!3戦連続安打&打点

 「ヤクルト4-10阪神」(29日、神宮球場)

 積極的な姿勢が吉と出た。1球で仕留めた2度の初球打ちで魅せた。「(初球打ちは)自分の状態もあるからね。どんどんいこうと思っていた」。2ランを含む2安打3打点。連敗ストップの大きな勝利は、阪神・福留孝介外野手を抜いては語れない。

 まずは初回だ。北條の先制打に続き、なおも2死二塁の好機。石川の初球のシュートを「コースに逆らわずにコンパクトにスイングしようと考えていました」と狙い通りに振り抜くと、打球はバックスクリーン直撃の8号2ランとなった。

 「先制直後で、初回のうちに追加点を取ることができて良かったです」と福留。神宮では自身17年8月23日以来となる一発でチームに勢いを与え、最終打席でも価値ある一打を放つ。1点リードの九回無死一、三塁。ウルキデスの初球の変化球をはじき返すと、左翼越えの適時二塁打となりリードを広げた。

 これで、自身3戦連続となる安打と打点を記録。九回の猛攻は全員がつないだ結果、一挙5得点のビッグイニングとなった。「つながる時もつながらない時もあるんだけど、みんながその気持ちを持って、やっていければいい」。まだ借金生活とは言え、チーム一丸となって、上を目指して戦っていくだけだ。

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