陽川 4番でタイムリー 得点圏打率は5割超え

1回、阪神・陽川は適時打を放つ(捕手 中日・松井雅人)=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-中日」(3日、甲子園球場)

 阪神の陽川尚将内野手(26)が、初回に2試合連続の適時打を放ち、3試合連続の打点を挙げた。

 4点を追う直後の初回。熊谷がストレートの四球で出塁すると、続く福留が通算3000塁打となる右前打でチャンスを広げた。1死一、三塁で打席へと向かうのは、2試合続けて4番に抜てきされた陽川だった。

 そしてカウント2-2からの5球目。低めのチェンジアップを捉えると、左翼へとはじき返した。3試合連続の打点をマーク。「打順に関しては意識せず、チャンスで回ってきたときに自分の役割をやるだけ」と話していた期待の若虎が、4番としてきっちり仕事を果たした。

 横浜&神宮と続いた先週の6連戦は、5勝1敗。その立役者と言ってもいいのが、陽川だった。この6連戦では、24打数9安打で打率・375で13打点。チームの4番を務めた糸井が離脱した1日のヤクルト戦(神宮)からは、4番に抜てきされていた。得点圏打率は、これで・538まで上昇。またもや勝負強さを発揮した。

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