原口が1年ぶりのアーチ「初球から積極的に振っていこうと」

 4回、ソロを放った原口はナインとタッチを交わす(撮影・田中太一)
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 「ヤクルト-阪神」(29日、神宮球場)

 阪神の原口文仁捕手(26)が今季初本塁打を放った。ヤクルトのドラフト2位・大下を襲う、2017年7月6日以来の一発となった。

 四回1死走者なし。積極的に、初球のカーブをフルスイングで捉えた。バックスクリーンギリギリへと運ぶ今季1号ソロ。1点を追い上げられた直後にリードを再び4点に広げる一撃で、同級生の先発・秋山を援護した。

 原口は「初球から甘い球を逃さずに積極的に振っていこうと準備をして打席に入りました。点を取られた次の回だったので、追加点を取ることができてよかったです」と、流れを引き戻す打撃を振り返った。

 打てる捕手を目指した今シーズン。前日まで36試合に出場し、打率・328と好調を維持している。

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