ロサリオ鯉倒へ「燃える」 強敵相手に湧き上がる闘争心

 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が、10日からの広島3連戦に向けて闘志を燃やした。昨年のリーグ王者との初対戦となるが、強い者に臆することなく立ち向かうスタイルで、勝利につながる一打を放つ。

 「相手が強いと自然と闘志が燃えるタイプ。野球は何が起こるか分からないし、積極的なプレーをしていきたい」

 相手が強ければ強いほど、闘争心をかき立てられる。その思いをバットに乗せてぶつける。10日はチームとしても甲子園開幕の一戦であり、そこで広島との対戦。燃える要素は十分で、舞台も整っている。

 8日の中日戦では、2点を追った七回2死満塁の状況から、左前への同点の2点適時打を放った。試合には敗れたものの、自身にとって1日の巨人戦以来、5試合ぶりとなった打点。次につながるひと振りが、浮上のきっかけになり得る。

 この日は、先発投手の指名練習だったため、野手陣は休養。ロサリオは「タイミングとポイントはつかめつつあるところにある」と前向きに話している。感触は悪くない。まだ開幕から8試合が終わっただけ。徐々につかみつつある手応えとともに、まずは目の前の「コイ倒」に全力を注ぐ。

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