小野、ロサリオ斬る!紅白登板で猛アピールだ

 「阪神春季キャンプ」(6日、宜野座)

 阪神の小野泰己投手(23)が、キャンプ初実戦となる7日・紅白戦の先発に向けて気持ちを高ぶらせた。これまでの成果を試すのに、相手に不足はない。相手チームにはDHでロサリオが出場する予定。助っ人を抑え込み、開幕ローテ入りへ猛アピールする。

 初の実戦登板に与えられるのは、2イニング。求めるテーマは1つだ。「ストライク先行で、テンポよく投げたい」。打者の反応を確認しながら、これまでの取り組みをぶつけていく。

 前回、対打者に投げた初のフリー打撃では、江越、熊谷に49球を投げ、安打性は計8本。第2クールを迎え、精度も高まってきている。紅白戦ではロサリオを迎えるが、やることは変わらない。「特に考えていない。しっかり腕を振って置きにいかないようにしたい」と主砲を相手に全力投球する構えだ。

 香田投手コーチは「明日は、小野、才木と若手2人が先発する。課題を持って臨むと思う。(先発ローテは)競争ですので、結果というのを求めて投げてほしい」と真剣勝負を促した。

 競争が激しい投手陣。他にも藤浪、岩貞、石崎、松田が登板予定。このメンバーがそのまま11日の練習試合・DeNA戦(かりゆし宜野座)に向かう見込みだ。それだけに、重要なアピールの場となる。

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