北條279スイング 内野サバイバルへ先乗り初日から居残り!
阪神の北條史也内野手(23)が29日、沖縄先乗り自主トレ初日からバットを振り込んだ。「執念」を心に刻んで戦う、決意あふれる今季。そのスタートダッシュに慢心はなかった。期待の若虎衆でいきなりの居残り練習。充実の宜野座トレが開幕した。
午後3時半過ぎ。中谷、大山らとの居残り練習が終わった。計279スイング。強風が吹く沖縄の寒さを吹き飛ばす熱量で、体を動かした。
「ずっと鳴尾浜、自主トレからやっていたので。時間的に(終わるのも)いつもより早いので、振った感じはしないです」
淡々と振り返る言葉が頼もしい。今年でプロ6年目。3年連続となったヤクルト・川端&山田との自主トレで手応えをつかみ、沖縄に乗り込んできた。現在は「タイミングを早く取る」ことを意識しているといい、打撃練習を繰り返し行った。
初日から、球場にはたくさんの虎党が駆けつけた。しのぎを削り合う若虎たちへの声援は、居残り練習終了まで届けられた。「内野は全員が競争なので」。激しい争いを勝ち抜き、目指すは内野手1番手。コツコツ努力を積み重ね、成長を結果で示していく。
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