阪神の２０１８グッズ内覧会が２６日、甲子園で開催され、中谷将大外野手（２５）、北條史也内野手（２３）が新商品のＰＲを行った。中谷とともに新作グッズ内覧会に出席した北條が、今季は「執念」を心に刻んで戦う決意を示した。

　金本阪神３年目のスローガン「執念」。早速、その言葉が使用されたグッズが作られた。それを見た北條は「（去年は）執念が足りていなかったんで、今年はそういう気持ちを持ってやっていきたい」と力を込めた。

　昨季終了後は「大和さんがどうなるかっていうのは気になっていて」とＤｅＮＡにＦＡ移籍した、同じポジションを守る先輩の動向をチェックしていたという。結果的にライバルは減ったが「自分のレベルを上げないと試合に出られない」と、まずは自らの技術向上を第一に鍛錬を積んでいく。

　この日はさまざまな商品を見て回り、「僕のタオルは水色で、（グラウンドから）見えるとありがたいなと」と、応援グッズを持って声援を送ってくれるファンに感謝した。中谷には「かばんがほしいと言っています」と、新たにギフト用として加わったタイガース仕様のランドセルを背負わされ、笑いが起こる一幕もあった。期待に応えるため、北條が執念でレギュラーの座をつかむ。