ドラ1馬場9人目の野手意識 投手ノックに投内連係徹底トレや

 阪神のドラフト1位・馬場皐輔投手(22)=仙台大=が23日、「9人目の野手」としての意識を高めていくことを誓った。春季キャンプでは、けん制も含めて投球以外の部分でもレベルアップを狙っていく。

 打者に投げ終えた瞬間、投手は「9人目の野手」となる。フィールディングについて、馬場は「常に向上するという気持ちを忘れずにやっています」と表情を引き締めた。現状「得意ではない」と言うが、向上心は強く持っている。

 チームは投手の守備力強化に重点を置いている。昨年の秋季キャンプでも、マウンドから受ける投手ノックや投内連係を徹底的に行った。2月の春季キャンプでも練習メニューに組み込まれることが予想される。右腕は「自分の課題がそこで見つかると思うので、日々うまくなっていけるように」と懸命に取り組んでいく考えだ。

 伊藤トレーニングコーチは「一通りやりたいと思うんでね」と、27日からの新人合同自主トレ第5クールで投手陣に本格的な守備練習を課すことを予告。マウンドを使ってのノックや、バント処理を予定している。実戦形式の練習からは遠ざかっており、馬場は「まずは体を思い出させる形で」と意欲を示した。

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