揚塩新球団社長、異例の宣言「私も一緒に戦います」 現場とフロント一丸!

 「阪神秋季キャンプ」(7日、安芸)

 12月1日付で着任する揚塩健治新球団社長(57)が7日、高知県安芸市で行われている秋季キャンプを視察した。全選手、首脳陣、スタッフの前で就任あいさつを行った新社長は力強い声で「私も一緒に戦います!」と異例の宣言を行った。

 秋晴れで暖かい空気が流れる安芸に、力強い声が響いた。円陣の中心にいたのは揚塩新社長。サブグラウンド全体に響き渡るように「セ・リーグの優勝から13年、日本一からは33年、遠ざかっております。優勝をファンに届けられるよう、私も一緒に戦っていきます。一緒に頑張っていきましょう」と力を込めた。

 普段の温和な人柄からは想像できないほどのエネルギーに満ちたあいさつ。直前には金本監督と安芸ドーム内で会談を行い、球場長時代に共同で開発した「スタミナハラミ丼」の思い出話にも花を咲かせたという。

 指揮官も新社長の熱い思いに応えるように「一から現場とフロントが一丸となって、力を合わせてやっていきたいですね」と語った。コミュニケーションの大事さを6日に行われた就任会見でも語っていた揚塩社長。現場の長とフロントのトップが密に意見交換を重ね、同じ方向を向いていくことがチーム強化には欠かせない要素になる。

 球団改革へのアイデアも抱いているが「まだ、来たばっかりですので。まずは内部を把握しながら」と足元を固めていく考えを明かした新社長。8日は鳴尾浜を訪れる予定となっており、タイガースの復権へハードなスケジュールをこなしていく。

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