メッセ、現役最長の勲章手に入れる!7年連続規定投球回へあと4

 10日・中日戦(甲子園)に先発する阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が9日、現役選手最長となる7年連続規定投球回到達に意欲を示した。今季はここまで139回を投げており、節目まで残り4イニング。貫禄の投球で竜を退け、勲章を手にする。

 エースと呼ばれる最強助っ人には、絶対に揺るがぬポリシーがあった。「投げることが仕事だから。1イニングでも長く投げようとやってきて、その結果だと思う」。先発ローテに定着した11年シーズン以降、こだわり続ける投球回数。今年は思わぬ故障があったが、大黒柱としての意地が魂を突き動かした。

 8月10日・巨人戦(甲子園)で右くるぶし付近に打球を受け、右足腓骨(ひこつ)の骨折が判明。米国で手術を受け、懸命なリハビリを行い、奇跡的な回復力で戦いの場に戻ってきた。「11年以降、最少イニングは悔しいけどね…」。チームに、ファンに不安を与えた分、10日はエースの矜持(きょうじ)を示す。

 金本監督も「(ケガから)2カ月か。動きを見たけど、大丈夫そうやね」と期待を寄せた。見据える先は14日・DeNAとのCSファーストS初戦だ。この日は、甲子園で行われた全体練習に参加。メッセンジャーは「ガンバリマス!」と、日本語で気合を入れた。

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