鳥谷が先制打 2000安打までM8
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「阪神-ヤクルト」(31日、甲子園球場)
阪神の鳥谷敬内野手(36)が、先制の適時打を放った。2000安打まで残り「8」。勝負どころで飛び出した一撃で、試合を動かした。
無得点のまま迎えた四回。まずは福留が右前打で出塁すると、続く大山は四球。クリーンアップで1死一、二塁と先制のチャンスを作った。
この局面で、打席に向かうは、チーム打率トップの6番・鳥谷。その初球だった。高めの直球にうまく反応すると、打球は中前へ。虎党の歓声と共に、鋭く抜けていった。これで福留が一気にホームイン。前日は快音が響かなかったベテランのバットから、貴重な先制適時打が生まれた。
阪神の生え抜き選手では、史上2人目となる2000安打まで、残り8本とした。