鳥谷V弾 自力V復活、広島に6・5差

 「ヤクルト3-6阪神」(24日、神宮球場)

 まだまだ力は衰えてないぞ!阪神の鳥谷敬内野手(36)が右翼席上段へ決勝の3号ソロを叩き込んだ。6月6日のオリックス戦以来となる久々の一発で、パワーのあるところを見せつけた。これで2000安打まで残りは11本。チームも連勝で今季最多の貯金13。首位・広島とのゲーム差は6・5と縮まり、自力優勝の可能性が復活した。まだ諦めない。背番号1のバットが奇跡へ導く。

 偉業まで着々と歩を進めている。通算2000安打まで残り「11」とした一打は、決勝の一発となった。右翼ポール際へたたき込む3号ソロ。鳥谷のバットがチームに流れを引き寄せた。「先頭だったんで塁に出ようと思って」。コンパクトに振り抜いた打球は鮮やかなアーチを描いた。

 ミスで同点に追いつかれた直後だった。1-1の二回先頭。嫌なムードを断ち切る鋭い当たりが右翼スタンド上段へ突き刺さる。大飛球に「まぐれ、まぐれ」と苦笑いする鳥谷。金本監督も「久々にね。今年のトリに関しては、あんな上段まで行って、らしくない」と目を細めつつ、「うれしいホームランですね」と貴重な一撃を喜んだ。

 内角球を待っていたかのような鮮やかなスイングだった。「狙って打ててたら、もっと打ててますよ」と否定した鳥谷だが、うまく反応した技ありの一打だ。片岡打撃コーチも「インコースをクルッと回れてね」と称賛。まさにベテランならではの技術が詰まった打席だった。

 6月6日・オリックス戦以来のダイヤモンド一周に、ベンチには笑顔がはじけていた。鳥谷が打つと、チームはがぜん盛り上がる。主将・福留が「若いやつらにとってもトリは特別」と力説するように、若虎たちにとって鳥谷は“タダの先輩”ではない。どれだけ実績があっても、飾ることのない大先輩。その姿を尊敬してやまないのだ。

 試合前練習で鳥谷を中心に輪ができることも多々ある。しかも周りにいるのは同世代の選手だけでなく、中堅から若手まで幅広い。試合とは違ったリラックスした表情で談笑する背番号1。主将の座を譲った今でも、「虎の顔」として自然体でチームに好影響を与えている存在だ。

 これで貯金は今季最多の「13」。首位・広島がDeNAに3戦連続サヨナラ負けを喫したことで、自力優勝の可能性も復活した。その差は6・5ゲーム。まだ諦めるわけにはいかない。大記録達成が近づく鳥谷を中心に、金本阪神が再び勢いづく。

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