阪神、ミス続出で突き放される 広島は四回で先発全員安打11点奪う

3回途中、降板を告げられ、悔しそうな表情を見せる阪神・小野泰己(中央)=京セラドーム(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-広島」(15日、京セラドーム大阪)

 阪神に守りのミスが続出し、四回までに2桁失点を喫した。

 先発の小野が三回途中5失点で降板。3点ビハインドで迎えた四回、1死から田中を中飛に打ち取ったかに思われたが、高山が打球判断を誤ってスタートが遅れた。懸命に前進してダイビングするも捕球できず、記録は二塁打。菊池の四球後、丸に右前適時打を浴びて致命的な1点を失った。

 なおも1死一、三塁から鈴木の三ゴロを鳥谷が捕球して本塁へ転送。三塁走者の菊池を三本間に挟んだが、梅野が三塁へまさかの悪送球。これがタイムリーエラーとなり、なおも二、三塁とピンチを広げると、松山に中前2点打を許した。

 さらにメンデスのボークで得点圏へ走者を進めると、エルドレッドに左翼線適時二塁打を浴びるなど、打者11人の猛攻で一挙6失点。7月19日・広島戦以来となる2桁11失点で大きくリードを広げられた。

 広島は勝てば優勝マジック27が、引き分けでも28が点灯する。

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