岩田、2勝目スルリ…5回1/3を2失点、失点につながった四球悔やむ
「広島5-5阪神」(3日、マツダスタジアム)
及第点の内容だったが、試合後は反省の言葉を並べた。5回1/3を4安打2失点。失点につながった四球に悔いが残る。スルリと消えた2勝目。イニング途中の降板に、阪神・岩田は「六回は投げきりたかった」と肩を落とした。
初回、田中、菊池を連続三振。流れに乗ったかに見えたが、丸にフルカウントから四球を与えた。鈴木に左前打でつながれ、新井の右前適時打で失点。五回にも無死一塁で会沢を四球で歩かせ、1死一、三塁から田中の二ゴロで1点を失った。
「四球が絡むと失点になる。まだバタバタしている」。今季2試合目の登板。無念の87球降板となったが、最速148キロを軸に力で押した。「中継ぎに迷惑を掛けてしまった」。勝てなかったが、負けなかった。悔しさを糧にして次戦に向かう。