ロジャース「3番・一塁」で先発出場「チームに貢献できるように」
「阪神-広島」(18日、甲子園球場)
阪神に新加入したジェイソン・ロジャース内野手(29)=前パイレーツ傘下3A=が18日、1軍に昇格。「3番・一塁」で先発出場し、甲子園デビューを果たす。
抹消された糸井に代わっての、緊急昇格だった。糸井は、17日・広島戦(甲子園)で右脇腹を痛め、途中交代。試合後に兵庫県尼崎市内の病院で精密検査を受けた結果、「右脇腹の筋挫傷」と診断された。
ロジャースは「糸井さんのケガは、チームにとっても痛手ですけど、その代わりに呼んでいただいたので、チームに貢献できるようにしたい」と話した。
この日は甲子園の室内練習場で、キャッチボールや打撃練習などで調整。充実の汗を流し、2つのマシンを使っての打撃練習も敢行。積極的にバットを振り込んだ。
「この日に向けて準備してきた。打撃コーチにも力みすぎないように言われた。守備の方でも、全力でチームに貢献したい。あらゆる面でチームを助けられればと思います」。
首位・広島との大事な一戦での1軍デビュー。アクシデントで主力を欠いた打線となったが、その大きな穴を期待の新戦力が埋めてみせる。