秋山 六回途中降板反省もチームトップタイ7勝目

 「DeNA5-10阪神」(6日、横浜スタジアム)

 阪神・秋山に勝利投手の笑みはなく、試合後は反省の言葉を繰り返した。5回1/3を投げて9安打5失点。味方の援護に助けられた7勝目。六回途中降板に「勝たせてもらった。しっかりと次に向けて反省したい」と前を向く。課題の残る登板だった。

 初回。先制した直後の初回マウンド。筒香に内角高めの直球を狙われ、2ランを浴びた。二回にも1点を失うと、4点リードの六回。宮崎に中前打を浴びると、1死一塁から梶谷に真ん中低めの139キロ直球を、左中間スタンドまで運ばれた。ここで途中降板した。

 「同じ打者に打たれてしまう。改善できてないので、あそこで見切られてしまいます」

 宮崎、梶谷ともにこの日2安打目。香田投手コーチは「彼のいい所でもあるんだけど」と前置きした上で、もう1ランク上の投球術を求めた。「ボール球を振らせたら、もっと楽な投球ができるよね」。筒香、梶谷の被弾はいずれも1-1からの直球。“外す技術”を次への課題とした。

 前回4月12日に横浜では、6回を投げて10安打5失点。いずれも勝ち投手になったが、悔いを残すマウンドになった。「球場も狭いですし。もっと球場に合った抑え方をしていきたい」と秋山。それでもチームトップタイの7勝目。勝って反省し、次の登板に生かす。

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