青柳は5回2失点「好守に何度も助けてもらいました」

3回、追加点を奪われながらも、ベンチ前で糸原(右)とタッチを交わす青柳(中央)
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 「交流戦、阪神-楽天」(17日、甲子園球場)

 阪神先発の青柳晃洋投手(23)が、5回を投げ4安打2失点。同点での降板に勝敗はつかなかった。

 立ち上がりから、制球が定まらず2者連続で四球を与え、いきなりピンチを招く。その後1死一、二塁となり、4番・ウィーラーを迎えた。121キロ変化球だった。1ストライクから2球目を中前へ運ばれ、楽天に1点を先制された。

 さらに三回には、2死から連打と死球で満塁のピンチを背負う。ここで5番・銀次に二塁への適時内野安打を浴びたが、これを二塁・糸原がダイビングキャッチ。二走・岡島が本塁を狙ったが、ホームタッチアウトで食い止め、最少失点でこのピンチをしのいだ。

 降板後は「立ち上がりから四球を出してしまい、いいリズムが作れない中で、野手の方の好守に何度も助けてもらいました。ストライクとボールがはっきりしてしまい球数が多くなり、5回までしか投げることができず、先発としての仕事ができませんでした」と反省の言葉で振り返った。

 一回には3番・岡島の犠打を岡崎が三塁でホースアウト。五回には1番・茂木の左翼への打球を福留がジャンプしながら好捕するなど、バックも好守でもり立てた。

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